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quatre 40

40ℓクラスの “quatre”(キャトル)をご紹介いたします。

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quatreはBLANCを軽量&コンパクトに凝縮したつくりで、見た目に気付きにくい細部をブラッシュアップしています。

 それは主にカーブの柔らかさだとか、ボリュームの取り方とか、パターン上のことであって、見た目にわかるような大きく仕様が変わったということではないので説明することはできませんが、仕上がりの美しさや雰囲気などを左右する非常に大事なところ。

 バッグ職人ではなく伝統技術を必要とする〝鞄職人〟とはそういった完成度の高さを求めるものなので、言葉で説明は出来ないけど、綺麗なフォルムというかボディラインというか、そういうところに非常に気を使ってパターン出ししています。

 後ろから見られた時に、カチッとした綺麗なパッキングの方が絶対かっこいいですからね☺︎

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quatre

 60ℓクラスのBLANCのサイズバリエーションとして、BLANCのコンセプトはそのままに、軽量コンパクト化。さらなる磨きをかけて美しいフォルムを追求した、vlaminckの2作目のバックパック『quatre』は、さらに快適に、さらに安全に貢献できるようデザインしました。

 形状はBLANCよりも逆台形のバランスを強調。人体の肩から腰に掛けてのフォルムにより近い形に。中~上部への荷重パッキングをより意識したフォルムへブラッシュアップ。

キュッと引き締まったフォルムは、よりシャープでスマートな印象を与えます。

背面の縦横サイズはBLANCに比べさほど大きな変化はさせず、大きく削ったのは“厚み”

厚みを極力抑えるパターン取りをすることで、より身体に近い位置に荷重をまとめます。これにより身体との一体感を高め“軽量感”をもたらす要因を1つ創りました。

quatreの容量はテント、シュラフ、着替え、その他gear類や食料など、軽量化をしている登山者や小屋迫登山者にもおすすめのサイズとなっています。

 とは言え、テント泊であれば水食糧込みで10kg-12㎏前後の荷物を長時間背負って歩く登山。となると身体への負担は相当なもの。〝quatre〟はBLANCを小型化し、削れるところは削る軽量化も意識して創ってはいますが、身体と接触し荷重負荷のかかるショルダーハーネスやウエストベルトは60ℓクラスのBLANCとほぼ同一。多くの方の身体データを収集するなど、開発に時間のかかったハーネスを使用し、快適性能を重視したつくりとなっています。

 vlaminckのデザインはブランドコンセプトとして、ルックスではなく身体と接する背面に集中しておりますので、この〝quatre〟もBLANC同様、より快適で安全な山行のお供に最適なバックパックを目指して開発しています。

 重量はサンプル(写真のシャンパンベージュ。ウエストベルトSサイズ)で1000gとそれなりに軽量となりました。

 軽量は唄わず、〝軽量感〟を提案するvlaminckのバックパックですが、重たくても良いとは当然思ってはおらず、フィット感や強度をちゃんと確保した上で無駄は極限まで省き軽さを求めています。
 写真のquatre 1号サンプルは1000gでしたが、ここからお客さまにお届けするまでに微修正を施してお届けします。せっかくなのでこの段階で1000gを切れないかチャレンジしていきます。

 ブランド発足当初質問の多かった〝推奨荷重〟についてですが、BLANCでの35kgテスト公開以降、その強度もだいぶ浸透したようで、最近は聞かれることがなくなりました。

 もちろんこの〝quatre〟も推奨などというやわな事は言いません。このザックに入るだけのテン泊装備重量なら余裕で受け入れます。こだわりのカメラ機材もビールも自身の欲望のままにどうぞ。

山遊びって本来そういうものですから。

 vlaminckの2作目バックパック
『quatre』

良いものができました。

おわりに

 製作出来る数に限界があり、オーダー出来る機会が年に一度と少なく

大変申し訳ありませんが、どうぞ宜しくお願いいたします。
 

​BLANC quatre

Gallery

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quatre

キャトル

40ℓクラス

weight:1000g(size S )​

​¥54000-

※2025年オーダー分からボトム部分のバンジーコードは廃止となります。

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